子どもアドボカシー

子どもアドボカシーとは

「子どもの権利条約」※において、子どもが意見を表明する権利の確保が規定されました。このような流れの中、我が国では2016年の児童福祉法改正で、子どもの意見の尊重が明記されました。しかし、日本ではまだまだ子ども自身が一個の人格として、自分自身に関わることに参画し、意見を言える社会とはなっていません。

「子どもアドボカシー」とは、子どもの声を聴き、子どもが意見を表明する支援を行う活動です。

「子どもアドボケイト」とは、子どもの声を聴き、支援をする人です。

子どもは自分で意見を言うことができる子もいれば、自分の思いが言葉にならない子もいます。

子どもアドボケイトは、子どもの年齢や発達に合わせて、子どもに意見を言う権利があることを伝え、自分の意見をどう言葉にし、表現し、どのように伝えたいのかを、あくまでも「子ども自身を主体」に一緒に考え、伝える手助けをしていきます。

※本サイトでは、「児童の権利に関する条約」を「子どもの権利条約」と表記しています。
※「子どもの権利条約」:1989年の第44回国連総会において採択、1990年発効。日本は1994年に批准。
※「子どもの権利条約」については以下をご参照ください。
 ・日本ユニセフ協会
 ・文部科学省

参考動画

「子どもアドボケイトってなあに?」~一時保護所にいるあなたへ~

アニメ制作:西坂來人/シナリオ:栄留里美、西坂來人


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